電気代の基本料金を節約する方法

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電気代の基本料金を節約する方法

自宅のポストに毎月届く、「電気ご使用量のお知らせ」には、電気代の内訳が記載されています。その内訳を見てみると、電気代は「基本料金」と「電力量料金」に分かれていることがわかります。

 

基本料金は、ブレーカーのA(アンペア)数の大きさによって毎月決まった金額になるので、値上げされない限り変動しません。一方、電力量料金は、毎月使った電気量に対する金額なので変動します。

 

ブレーカーとは、電気を初めて電力会社から送電してもらうときに、電力会社に設置してもらう白い箱状のモノです。この装置は、玄関や廊下、脱衣所などの上方側面に設置されています。1住戸に送電する量を調整する役割を持っています。

 

ブレーカーのアンペア数は大きめに設定されている

 

新築を建てたり、家を建て替えたりしたときに、1番最初に電力会社と契約すると、およそ使われるであるより大きめのアンペア数のブレーカーが設置されます。

 

契約したときよりも大きい電力を一定時間超えて使用すると、ブレーカーは安全のために1住戸内の電力を全て切断します。これをブレーカーが落ちると言います。

 

落ちたブレーカーを見に行くと、一番左にある大きなレバーが上にあがっています。上になったレバーを下にさげれば、元通りに電気を使うことができます。

 

このような作業が稀になら良いですが、頻繁にあるとその家の住民は怒りを覚えるのは間違いありません。

 

そうなると、電力会社にとってはクレームなどになり、電話の対応やブレーカーの交換作業に追われかねません。そのため、大きめのアンペア数のブレーカーが設置されている可能性が高いのです。

 

ここで節約という概念では問題がでてきます。ブレーカーが頻繁に落ちるのであれば、ブレーカーを大きくするなどの対応を考えます。

 

ですが、ブレーカーが落ちなければ、無駄に基本料金を支払っている可能性が高くあります。

 

アンペアの大きさによる基本料金の違い

 

ブレーカーの大きさは、10A(アンペア)から60Aまであります。アンペアの大きさで、電気代の基本料金は決まっています。

 

例えば、この記事を書いている時点の中部電力の基本料金であれば、10Aであれば280円ほどになります。20Aであれば560円ほどです。40Aになれば1,130円ほどで、60Aにもなると1,680円ほどになります。

 

アンペアの大きさによって、使った電気量の単価が変わることはありません。具体的に言えば、60Aの方が10Aよりも1Kwあたりの単価が安くなるわけではないということです。10Aから60Aまで、まったく同じ電気使用単価になっています。

 

アンペアの大きさの違いは、1ブレーカーで同時に使う電気量の違い だと思ってください。

 

基本料金を下げることによる効果

 

1住戸1ブレーカーによって、住んでいる人数に違いがあります。1世帯や2世帯で1住戸もあれば、3世帯で1住戸もあります。

 

1住戸の2世帯でリビングダイニングの部屋が分かれており、生活がほぼ別々の家庭で1ブレーカーの場合を想定してみましょう。

 

パソコンやテレビ、電子レンジ、掃除機、エアコン、電灯などを各部屋で同時に使う家庭では、大きなアンペア数でなければブレーカーがすぐに落ちてしまいます。こういった場合は40A以上は必要になるでしょう。

 

また、1住戸1世帯で1ブレーカーの子供が大きくなった場合も想定してみます。一緒の部屋で過ごすことが少なくなってくると、エアコン2台を同時に使ったり、エアコンとドライヤーを同時に使ったり、エアコンと電子レンジを同時に使ったりすることがあると思います。

 

このような場合であっても、40A以上は必要です。

 

しかし、あなたの住戸が1世帯3人家族で40Aのブレーカーが設置してあると想定します。エアコンや電子レンジ、ドライヤーなどの電力量を多く必要とする電化製品を2つ同時に使うことがないのであれば、20Aで十分まかなえます。

 

ただ、エアコンを使っているときにドライヤーや電子レンジを使いたくなったら、一時的にエアコンを切る必要があります。電子レンジを使っているときにもドライヤーは使わないなどの配慮が必要になるので、面倒ではあります。

 

しかし、電力を多く使う電化製品を理解していれば、大きなアンペア数のブレーカーは必要ありません。同時に使わなければブレーカーは落ちないからです。

 

電力量が多く必要になる家電製品の例としては、エアコンと電子レンジ、ドライヤー、ホットカーペット、ホットプレートなどです。

 

これらの電化製品を使うときに配慮することによって、「40A基本料金1,130円-20A基本料金560円=差額570円」を毎月節約することができます。

 

1年間に換算すれば「570円×12カ月=6,840円」になります。10年間であれば、「6,840円×10年間=6万8,400円」です。50年間であれば、「6,840円×50年間=34万2,000円」を節約することができるのです。

 

1度だけ家庭の電気使用量を見直して、ブレーカーのアンペア数を小さくするだけで、あなたの生涯で手元に残る金額が34万2,000円も上がります。

 

将来の年金が34万2,000円増えると考えてもよいです。

 

ブレーカーのアンペア数を下げる依頼先

 

もし、電気使用量を見直した結果、ブレーカーのアンペア数を下げられるのであれば、所属の電力会社へ電話をするだけで無料で変更してもらえます。電話番号は毎月届く「電気ご使用量のお知らせ」に書いてあります。

 

万が一変更したアンペア数では足りなかった場合でも、もう一度くらいの変更であれば、無料でブレーカーの変更をしてくれるそうなので、思い切って下げてみてください。

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篠田蔵之介

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