住居費用の割合を年収から考える

スポンサードリンク

住居費用の割合を年収から考える

住居費用は年収の25%から30%が適切と一般的に言われていることが多いです。例えば年収400万円の場合であれば、月々の住居費用は「400万円×30%=12万円」までとなります。

 

しかし、実際この金額で暮らそうと思うと相当厳しいです。

 

実際に計算してみる

 

私の家の場合であれば、住居費用のほかに「携帯電話代2人分8,000円+光熱費1万5,000円+お小遣2人分2万5,000円+雑費代1万2000円+食費3万2,000円+個人年金9,750円+健康への投資8,250円=合計11万円」としています。

 

合計すると「住居費12万円+毎月の生活費11万円=毎月必要最低限の生活費23万円」になります。1年間に換算すると「23万円×12カ月=276万円」になります。

 

ここで年収400万円の人は、税金を引かれると1年間にどれほどの手取り額があるのか算出してみます。年収400万円の税金は、社会保険料や所得税、住民税などを簡単に数値化すると約20%になります。

 

そうなると「年収400万円×20%=80万円」が毎年税金として徴収されることになります。「年収400万円-税金80万円=手取り額320万円」ということになります。

 

さきほどの1年間に必要最低限の生活費を差し引くと「320万円-276万円=44万円」の余力があることが理解できます。

 

毎月に換算すると「44万円÷12カ月=約3万7,000円」の余力ということになります。

 

ただ、私の場合は自動車を所有していないため、必要最低限の生活費の中に自動車の維持費を含めていません。100万円で購入した自動車を10年間所有した場合に掛かる維持費は毎月約2万7,000円になります。

 

そうなると、自動車を1台所有している人は、「3万7,000円-自動車の維持費2万7,000円=毎月の余力1万円」ということになってしまいます。

 

毎月1万円の余力しかないとなると、相当厳しいことが理解できます。

 

もし合計2台の自動車を所有していると、毎月「1万円-2万7,000円=-1万7,000円」の赤字になります。これを1年間続けるだけで「-1万7,000円×12カ月=-20万4,000円」になります。10年続けば「-20万4,000円×10年間=-204万」となります。

 

「気づけば家計は火の車」とは正にこのことです。

 

賃貸なのか購入なのか

 

賃貸であれば何かあった場合でも、賃料の低い物件へ即時移動できます。しかし、購入してしまっている場合は、格安で売りださなければ、1年2年はあたり前に時間が必要です。

 

新築物件も企業努力によって安くて良い物件が次々と売りだされてきています。

 

あなたがどうしても購入を希望されるのであれば、住居は消耗品と考えなければなりません。転売する際には格安で売る覚悟で臨まなければ、大きな損失を被ることになります。

 

賃貸が得なのか、持ち家が得なのかは一概に判断することはできません。なぜなら、人それぞれ生活環境が異なるからです。

 

dinks(double income, no kidsの略 ディンクスと読む)と呼ばれる一生涯子供をつくらずに、夫婦共働きの収入生活を営む世帯や生涯独身の生活、夫婦と子供2人の生活などさまざまです。

 

独身の人であれば転勤や転職なども考慮して賃貸が気軽でいて安価です。逆に生涯独身のつもりなのに1戸建てやファミリータイプのマンションを購入してしまうと、使用する部屋が少なく無駄に費用がかかってしまいます。

 

夫婦と子供2人の世帯であれば、分譲マンションの場合であれば4LDKの間取りで80㎡以上の広さが欲しいところです。しかし、賃貸ではファミリータイプはせいぜい2LDKの間取りで50㎡程の広さが大半です。

 

一見すると2LDKで充分に暮らせるように思えます。ただ、実際に住んでみると普段使わない衣類や物を収納する場所がないことに気づきます。

 

4人以上で暮らす場合は持ち家を検討しなければ、窮屈な生活になってしまいます。

 

住まい選びは生涯に1度だけではない

 

生活環境の変化で住宅もその必要性が変化していきます。どんな間取りでどれ程の広さが必要なのかはその時々で考えなくてはなりません。

 

例えば、彼女を作る気も結婚する気も全く無かった人が、25歳までは独身で実家で暮らしていたとします。人生何があるかわからないもので、素敵な出会いから31歳まで異性との同棲で1LDK賃貸暮らしをします。

 

その後、お付き合いをしていた異性との間に子供を1人授かり、結婚後に2LDK賃貸暮らしへと変化します。さらに数年後には子供1人では寂しかろうと35歳で子供2人目の時に1戸建てを購入します。

 

そのさらに数十年後、子供が自立して巣立っていけば1戸建てでは広過ぎます。使わない部屋はホコリが積もっていくことは間違いないでしょう。

 

自動車の運転も年齢を重ねると危険が高まり、面倒になって乗らなくなります。そのため、自動車は必要無くなります。

 

そうなった場合は、スーパーやコンビニへ徒歩でも行ける立地が便利です。都市圏近郊のマンションが良いでしょう。このように例を挙げた人物は、生涯に4度も住居について考える必要があります。

スポンサードリンク

家計費削減セミナー:無料メルマガ登録

篠田蔵之介

関連ページ

マンション管理費を削減する方法
マンション管理費等の内訳
分譲マンションの購入後にかかる固定費
住宅ローンの変動金利が上がる予兆を知る
住宅ローン金利は交渉次第で引き下げられる
都内では自動車を所有する必要性はない
分譲マンションの中部屋と角部屋の利点(メリット)と欠点(デメリット)
エアコンや床暖房が必要ない「ジオパワーシステム」
電気代の基本料金を節約する方法
カーテンの必要性を考える
洗濯物にはかかせない「ピンチハンガー」のおすすめ品
夏を涼しく過ごす節約術
光熱費の種類:ガスと電気を比較考察してみる
エアコンの有効な使い方と必要性を考える
床暖房の費用対効果
住宅ローンの「繰上げ返済」が最高の資産運用術
マンション購入を後悔しない「3つの事実」
住宅ローン控除と固定資産税の罠
24時間換気システムを切ると48万円削減できる
分譲マンションの鉄部塗装の費用は高すぎる
ガス代金を節約する方法
マンションの高層階を購入するメリットとデメリット
鉄骨造の家は固定資産税が下がらない
AEDをマンションに設置する必要性を考える
宅配ボックス(マンション用)の維持費削減方法
中古マンションのメリットデメリット
お風呂や台所でお湯を沸かすお得な給湯器のおススメ品
ミストサウナの使い心地と感想
住宅ローン金利の種類は大きく分けると3つある
商品が安くなる原理を学ぶ
マンション共用部へ電子ブレーカーを導入しよう
戸建てを購入するときの4つの注意点
シャワーヘッドを取替えると節水できてガス代も減らせる
分譲マンションの管理費を削減するには「自主管理」が最強の管理術
分譲マンションで使われる電子錠(非接触キー)のメリットとデメリット
中古住宅を購入するときは手数料のない不動産仲介業者を選ぶ
臨時総会で賛成と反対を遺恨なく取り決める知恵
建て売り住宅(新築)を格安で購入する方法
プロパンガス(LPガス)の基本料金は安くすることができる
銀行で「借り換え」をするときの注意点
火災保険料は分譲マンションが圧倒的に安い
住宅ローンの繰上げ返済は「再計算方式」がリスクが低い
AEDレンタル料金を無料にする方法
住宅ローンの返済期間を延長する裏ワザ
浴槽についたヘアピンの錆びを除去する方法
電力会社を変更すると電気代を5%削減できる

HOME メルマガ登録 プロフィール 動画セミナー お問い合わせ