シャワーヘッドを取替えると節水できてガス代も減らせる
昔から節水型のシャワーヘッドは存在していましたが、近代のシャワーヘッドは水圧が変わらないどころか水圧が上がるにも関わらず節水率が40%から60%にもなります。そのうえ、ガス代まで節約することができます。
節約できる金額は、4人家族で1日1人平均5分シャワーを使った場合で1年間に3万5,000円にもなると言います。
この数字が真実であるならば、10年間で「3万5,000円×10年間=35万円」です。30年間であれば、「3万5,000円×30年間=105万円」もの節約になります。
2,000円から8,000円する買い切りの節水型シャワーヘッドに交換するだけで、105万円も節約できるのであれば購入しない手はありません。
節水型シャワーヘッドは水圧を上げる効果がある
オール電化にすると、給湯機はガス式ではなく電気式の給湯器になります。ガス式の給湯器は「エコジョーズ」と名づけられていますが、電気式の給湯器は「エコキュート」と名づけられています。
電気式給湯器であるエコキュートにしてしまうと、シャワーの水圧がガス式給湯器に比べてかなり落ちます。
ガス式給湯器が設置してある家でシャワーを浴びている人が、電気式の給湯器を設置してある家のシャワーを浴びると壊れているのかと思ってしまうほどです。
また、戸建てで風呂場が2階にある家や分譲マンションの高層階はシャワーの水圧が弱い傾向にあります。
これらのシャワー水圧が弱い家のシャワーヘッドを節水型シャワーヘッドに交換するだけで、水圧は上がります。
節水型シャワーヘッドの仕組みは、一般的なシャワーヘッドよりも水の出口が小さくなっています。そのため、水量は少なくなるにも関わらず水圧が高くなるのでシャワーを浴びている感が高まります。
シャワーの水圧が物足りないと感じている人は、節水型シャワーヘッドに取り換えるだけで水圧を上げることができるのです。
また、最近の給湯器は優秀なので水量によってガスの使用量を自動で調整しています。出力される水量は多ければ多いほどガスの使用量が多くなります。
逆に、出力される水量が少なければ少ないほどガスの使用量は少なくなるのです。ガスの使用量も少なくすることができるのはこのためです。
また、節水型シャワーヘッドを使うと給湯器に負担が掛かって寿命が短くなるという噂があります。しかし、実際はそのような話に根拠はないようです。
実際の使用感
私は実際に購入して使ってみましたが、出ている水量は少ないにも関わらずシャワーを浴びている使用感に違いは差ほどありません。水量が少ないためか少し滑らかな肌当たりになります。
私が購入したのは、株式会社アラミックが販売している「3D earth shower 安心 STOP」というシャワーヘッドです。
こちらのシャワーヘッドは、どのメーカーのシャワーヘッドとも交換できるようにアダプターが4種類用意されています。3年間の完全保証がついて40%から60%の節水機能があります。
ただ、60%の節水機能はかなり水圧が弱くなります。40%節水バージョンでないと、シャワーを浴びている感じにはならないので注意が必要です。また、手元にストップボタンがあるので、こまめに水を止めることにも重宝します。
40%の節水バージョンであっても、家族4人で水道代が毎月2,000円削減できました。ガス代も500円ほど少なくなっています。合計すると毎月2,500円の節約効果となります。
joshin webで購入した金額が5,200円(送料込・税込)でしたので、2カ月後からは稼いでいるのと同じ効果になります。
節約意識の高い人であれば、早めに購入して取り換えることをおススメしておきます。
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