マンション共用部へ電子ブレーカーを導入しよう

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マンション共用部へ電子ブレーカーを導入しよう

分譲マンションで家計費の節約を考えたとき、専有部分のブレーカーのアンペア数を下げることによって、電気代の基本料金を抑えることができます。

 

これと同じように、分譲マンションでは共用部分でも電気代の基本料金を抑えることができます。

 

分譲マンションには、専有部分(専有部)と共用部分(共用部)と呼ばれる場所が存在します。専有部とは、83㎡のように示される室内のことです。それ以外の部分はすべて共用部となります。

 

駐車場や駐輪場、バイク置き場、共用廊下、バルコニー、階段、エレベーター、エントランス、集合ポスト、風除室、管理人室などすべて共用部です。

 

共用部の電気代

 

一般家庭の電気代の内訳を詳しく見てみると、「基本料金と使用電力」によって算出されています。使用電力は、その名の通り使用した電力量によって課金されます。

 

一方、基本料金はどのように決まるのかと言うと、契約しているアンペア数によって異なります。アンペア数の違いは、瞬間電力量が多いか少ないかの違いです。

 

例えば、一般家庭であればドライヤーとエアコン、食洗器などを同時に使ってもブレーカーが落ちないように40アンペアなどの高いアンペア数で契約している人が多いようです。

 

ただ、エアコンを使うときはドライヤーを使わないなど配慮することで、電気基本料金を20アンペアに下げてもブレーカーが落ちることはありません。また、ブレーカーが落ちてしまってもレバーを戻せばすぐ復旧します。

 

そして、20アンペアでも十分なのに40アンペアで契約していると、余分に基本料金を支払っていることになります。

 

一般家庭のブレーカーでは、40アンペアから20アンペアに変更すると毎月570円ほどの節約をすることができます。

 

これと同じことが共用部でも言えます。一般家庭のブレーカーと違うところは、共用部の電気基本料金が高額になるところです。

 

共用部のブレーカーは、落ちることがないようにアンペア数を高めに設定してあることが多くあります。なぜなら、個人の家とは違って即座にブレーカーを戻すことができないからです。もし落ちることがあれば、管理会社に電話して対応してもらう必要があります。

 

機械式駐車場の上にある自動車を下におろしている間に電気が止まってしまったら、出掛けることができなくなってしまいます。そのため、ブレーカーが落ちることは絶対に避けなければなりません。

 

電子ブレーカーのススメ

 

そこでおススメするのは電子ブレーカーです。電子ブレーカーは、電気代の基本料金を自動で変更してくれます。

 

例えば、昼間でほとんど電気を使われていない状態なのであれば、基本料金が一番少ないアンペア数に自動で変更します。

 

一番多く使われているときは、自動で基本料金が高くなり、ブレーカーが落ちることはありません。基本料金が自動で変更されるため、通常のブレーカーと電子ブレーカーとを比較すると確実に電子ブレーカーのほうが電気代は安くなります。

 

共用部のブレーカー事情

 

電気代は専用部と共用部で請求が分かれています。専用部で使用した電気代は、各家庭で使った分を各家庭で支払います。

 

一方、共用部の電気代は、マンションの共用部で使用した分を管理費の中から支払っています。

 

共用部で電気を使う装置としては、エレベーターや機械式駐車場、共用廊下や駐車場などの電灯、宅配ボックス、貯水槽のポンプなどで使われています。

 

電子ブレーカーの威力

 

私のマンションであれば、竣工してから2年経過したあたりから電子ブレーカーに変更しました。毎月2万円から3万円を削減できているようです。

 

ただ、電子ブレーカーには1つだけデメリットがあります。それは、電子ブレーカーは高額です。工賃も含めて42万円以上はします。そのため、先行投資が必要です。

 

元を取るためには「42万円÷2万円=21カ月(1年9カ月)」を要します。しかし、22カ月以降は太陽光発電のように利益になっていきます。

 

電子ブレーカーの耐用年数は15年以上は耐えられるように設計されています。

 

そのため、1台取り付けるだけで「(15年×12カ月)-21カ月×2万円=318万円」以上もの電気代の削減になります。

 

削減できた電気代の使い道

 

削減できた共用部の電気代は、将来の修繕積立金の値上げの抑制になります。修繕積立金は、10年前後から値上げを予定されています。

 

その後も15年後、20年後、25年後に5,000円から1万円つづ値上げを計画されているのです。25年後には、「5,000円×4度の修繕積立金の値上げ=2万円」も毎月の負担が増えます。修繕積立金の値上げによって、住めなくなる人も多くいるほどです。

 

しかし、電子ブレーカーを早い段階から導入しておけば、修繕積立金の値上げを抑えることができます。

 

5,000円の値上げを3,000円にすることができますし、10年後の値上げを13年後に延ばすこともできます。

 

まとめ

 

共用部の電気代に関しては、他人ごとにしてしまう人が99%です。そのため、電気の基本料金を検討することはありません。そして、無駄な基本料金を支払っていたツケは、修繕積立金の値上げという形ですべての住民に還ってきます。

 

できるだけ管理費等の値上げがないように分譲マンションで暮らしていきたいのであれば、早めに対策していく必要があります。

 

分譲マンションを購入したときに、大規模修繕計画表を売主からもらっているはずです。是非一度目を通してみることをおススメしておきます。

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篠田蔵之介

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