お金ほど便利な道具はない

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お金ほど便利な道具はない

世の中で、もっとも便利な道具は「お金」です。お金ほど便利な道具を私は見たことがありません。今回は、現代では当たり前の存在になってしまった「お金」について考えていきたと思います。

 

お金の便利さを再発見するために、お金が存在しない世界のことを考えてみましょう。実は、お金には4つの利便性があるのです。

 

お金の利便性①(持ち運びが便利になる)

 

お金が存在していない世界では、物の移動が非常に不便になります。例えば、1万円札分のニンジンを持ち運ぼうとしたときのことを考えてみてください。1本100円とすると、ニンジン100本を持ち歩かなければならなくなります。

 

ニンジンを1本150g(グラム)とすると、「150g×100本=15kg」もの重さを持ち運ばなければならなくなります。また、金額が大きくなるほど持ち運びが困難になっていきます。

 

10万円分にもなってくると、100円のニンジン1,000本分に匹敵します。

 

重さにすると、「150g×1,000本=150kg」にもなります。当然1人で長距離持ち歩くのは大変です。10万円分ものニンジンになると、一人の力では持ち運ぶことはできません。そのため、リヤカーやトラックが必要になってしまいます。

 

一方、お金が存在する世界ではニンジン100本分のお金である1万円札を常に持ち歩くことは非常に容易です。1万円札1枚の重さはわずかに1.05gです。

 

10万円分であっても、「1.05g×10枚=10.5g」の重さにしかなりません。100万円分であったとしても、「1.05g×100枚=105g」ですみます。

 

常に持ち歩いていたとしても、ほとんど疲れを感じることがありません。

 

お金の利便性②(半永久的に保存ができる)

 

お金が存在しない世界では、魚のような生ものは保存に限界があります。漁師さんが海から魚を釣ってきても、早めに食べなければ数日間で腐ってしまいます。または、鮮度が日に日に落ちて不味くなっていくことでしょう。

 

現代の冷凍技術をもちいれば、数日間は保存することができるかもしれません。ただ、それでも1年も2年も保存しておくのは困難でしょう。

 

せっかく大量に魚を手に入れたとしても、保存がきかないので多くの場合腐らせてしまう可能性が高くなります。

 

一方、お金がある世界では、お金は半永久的に保存することができます。どんなに大量に手にしても紙切れなので腐ることなく貯めておけます。しかも、魚のように場所をとりません。

 

お金の利便性③(あらゆる物と交換することができる)

 

お金が存在しない世界では、物々交換をするしか方法がありません。一昔前のお金が存在しない時代では、実際に物々交換をしていました。

 

例えば、牛乳が欲しい人は牛を飼っている人のところへ行って交渉しなければなりません。しかし、あなたがニンジンと牛乳を交換したいと思っても、牛乳を持っている人がニンジンと交換してくれるとは限りません。

 

ジャガイモが欲しいと言うかもしれませんし、大根が欲しいと言うかもしれません。そうなったときは、ジャガイモや大根とニンジンを交換してくれる人をまず探さなければなりません。

 

やっとの思いで牛乳の持ち主が欲しがっている品物を何日もかけて手に入れたとしましょう。再度交渉しても、初回の交渉時に欲しがっていた品物をいつまでも欲しがっているとは限りません。

 

ほかの誰かと交換してしまって新たに違う品物を欲しがってしまう可能性もあります。そんなことを繰り返していると、とてつもない労力と精神的な苦痛になります。

 

一方、お金が存在する世界では、お金は何とでも即座に交換してもらうことができます。そのため、面倒な手間を大きく省くことができます。

 

金額に差はあるものの、柿であろうと梨であろうと本であろうと自動車であろうと交換できないものはありません。お金は信用が高く、みんなが欲しがる物になったからです。

 

これが一昔前のお金が存在していない時代であれば、「稲」が代用されていました。稲は、その当時は誰もが欲しがる貴重な品だったのです。

 

「その品物は稲いくつ分だい?」「その品物を稲5つ分と交換しよう」などとみんなが使うようになったのです。これが「お金の起源」だと言われています。

 

お金の利便性④(人を動かすことができる)

 

お金は、物との交換だけではありません。ありとあらゆるサービスと交換することができます。例えば、「肩が凝ったから肩揉みをして欲しいな」とあなたが思ったとしましょう。

 

他人様に「肩が凝ったから揉んで欲しい」と頼んでも、拒絶されるか無視されます。ただ、お金を支払うと言えばどうでしょう。人によっては喜んで肩を揉んでくれます。

 

お金をもらえれば、サービスを提供したあとに自分の欲しいモノに交換することができることを想像できるからです。

 

これついては、現代の職場でも同じことが言えます。会社の社長という権力を使ったとしても、お金が支払わなければ仕事を頼んだところで社員は動いてくれません。

 

人はメリットがないことには協力しようとはしません。

 

そのため、社長は「命令に対して従ってくれた人には給料を支払う」と約束します。そうすることで、社員は社長の命令を聞くようになるのです。

 

前述の3つの利便性も踏まえて、お金を使うことで簡単に人を動かすことが容易になるのです。これほど便利にさまざまな用途に使える道具はほかにはないのかもしれません。

 

ただ、しょせん道具ということを覚えておいてください。道具に使われる人生は幸せとは言えないのではないでしょうか。

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篠田蔵之介

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