お金持ちの生き方は得なのか考えてみる

スポンサードリンク

お金持ちの生き方は得なのか考えてみる

多くの人はお金持ちを羨(うらや)みます。豪邸に住み、数千万円する車を何台も所有し、毎日のように朝、昼、晩と豪華な食事をとります。

 

そのうえ、家事はすべて家政婦や執事に任せて自分は命令するだけです。上から命令するだけなので、悠悠自適に暮らしているように見えます。ただ、それは表面上だけの話です。

 

裏側である実態を見てみると、羨ましいとは思えなくなります。

 

まず、お金の面だけを見てもお金持ちは大変な税収になります。お金持ちは、年収が1億円を超えてくると1年間の税率は55%にも昇ります。

 

実質の手取り額は、単純に計算しても4,500万円にしかなりません。

 

それでも4,500万円も手元に残るのであれば凄いことです。しかし、1億もの金額を稼ごうと思ったら休みなどはありません。長期休暇や有給休暇などもってのほかです。

 

休暇をとっているあいだでも、四六時中ビジネスのことばかりを考えていなければなりません。

 

プロスポーツ選手の努力

 

野球界で名実共にあると言えるイチロー選手を例に挙げてみましょう。彼は、アメリカへ渡って大リーガーになったからこそ年収は10億円を超えています。

 

ただ、そこへ至るまでに彼が野球に費やした時間は変態の領域を超えています。

 

幼少期から毎日ボールとしか戯れていないと言っても過言ではないほどです。ほかの子どもたちが皆と子どもらしく遊んでいても、彼は一人黙々と素振りを繰り返しています。

 

ほかの子どもたちが楽しそうに遊んでいるさまを、羨んだことが幾度もあるとイチロー選手の書籍に書かれているほどです。

 

さらに、幼少期、小学校、中学校、高校で与えられた遊び道具はバットとグローブ、ボールなど野球に関するものしか与えられていません。

 

プロ野球の世界に入ってからでも、毎朝3時に起床してトレーニングルームで筋肉トレーニングを3時間はこなします。筋肉トレーニングが終わってからでも、素振りを何千回も繰り返し、フォームのチェックなどを繰り返します。

 

このような生活を365日中360日続けていると言っています。

 

そのほかにも、プロゴルファーを例にとっても同じことが言えます。ある女子プロゴルファーは、幼少期よりプロゴルファー養成場に入り、朝から晩まで「打ちっぱなし」と呼ばれる練習場で打ち続けています。

 

練習に費やす時間は、朝の6時から夜22時にまでおよぶことがあるほどです。これを幼少期から毎日続けています。

 

そして、試合になれば同じように練習を積み重ねてきた強豪と戦い、優勝者ただ一人が高額な賞金を手に入れることができます。

 

毎年のように賞金ランキングが発表されますが、上位に同じ名前が続くことが10年あるかわかりません。

 

一時的に、賞金ランキングに名を連ねたり著名になったりしても、芸能人のように翌年には姿を見なくなることは普通にあります。

 

お金持ちと言われている人は、一見すると華やかな人生を送っているように思えます。そのため、「お金をたくさん稼いで羨ましいな」と思う人は多くいます。

 

しかし、その実態を知ると割りに合っているのか疑問になります。

 

「サラリーマン」と「お金持ち」を比較してみる

 

サラリーマンの生涯年収は約2億円と言われています。大学を卒業してからすぐに企業に就職すると、年収は400万円程度です。そこから会社へ相当な貢献を重ね続けても、年収は1,000万円にもなりません。

 

例えば、生涯に稼ぐ予定の金額を毎年分に平均化すると年収500万円だったとします。

 

22歳から60歳まで働き続けると「500万円×38年間=1億9,000万円」になります。しかし、生涯年収が2億円でも、毎年徴収される税金は20%ほどです。

 

毎年支払う税額は「500万円×20%=100万円」になります。これを38年間支払いつづけても、「100万円×38年間=3,800万円」にしかなりません。

 

しかし、2億円を1年間で稼いでしまうと税額は「2億円×55%=1億1,000万円」にもなります。同じ金額を稼いでいるにも関わらず、税金の差額は「1億1,000万円-3,800万円=7,200万円」にもなります。
 
しかし、「お金持ちは毎年何億円も稼ぐからいいではないか」と思う人もいるかもしれません。そのような考えかたの人は、サラリーマン思考だと言えます。

 

億という金額を稼ぐ人は、安定収入にはなりません。翌年から年収や年商が激減してもおかしくないのです。

 

私は経営者の人と話す機会がしばしばあります。その中で、創業から50年以上も経営されてきている中小企業の社長の話をすれば、「年商が10億円以上だとしても経営者は常に崖っぷち」だと言います。

 

景気の状況が良くない年では、倒産させないために従業員より報酬が低い時もあるほどだと言います。一方、その会社の従業員は経営者をお金持ちだと罵っています。

 

このような事実を知ったうえで、あなたはお金持ちが羨ましいと思えるのでしょうか。

スポンサードリンク

家計費削減セミナー:無料メルマガ登録

篠田蔵之介

HOME メルマガ登録 プロフィール 動画セミナー お問い合わせ